2026年7月7日火曜日

庭のアジサイ 貝取かわら版2026年7月号

 窓の外に目をやると、昨夏、大胆に切り戻した庭のアジサイが、雨に濡れながらきれいな花を咲かせていました。「そういえば梅雨ってこんな感じだったな」と、数年ぶりの「梅雨らしい梅雨」を、少し懐かしく感じています。

6月の台風や夏の異常な酷暑など、日本の「四季」の変化に、また、「欧州で熱波が発生し、フランスでは3日までに2千人が死亡。南部では44度を記録。(しんぶん赤旗7月5日付・一面)」という記事に改めて「気候危機」を感じます。この記事では、ヨーロッパで「気候危機に適応した労働法の整備(フランス労働総同盟)」や「『気候休暇』の運用徹底(スペイン労働者委員会)」が求められており、ドイツ連邦議会では「異常気候時の労働時間短縮や手当措置」といった議論が始まっていることを報じています。気候危機を鎮静化させるための中長期的な対策と同時に、差し迫った危機から命をまもる緊急対応が必要です。

国内でも「熱中症対策」は義務化されましたが、労働時間の短縮などへの広がりは見られません。「不要不急の外出を控えて」、「命をまもる対応を」と言われても、できないのが現実です。根本には現場で汗水流す労働者を「コスト」としてしか見ない「人を使い捨てにする社会」があるのではないでしょうか。

「人を人としてとらえ、支えあう社会へ」。梅雨のアジサイに改めて思う今日この頃です。