2021年9月29日水曜日

【Q&A】ワクチンの遅れは共産党のせい?【くまさん・れぽーとvol.211】裏面

Q 共産党は新型コロナワクチンに反対したの?

A いいえ、日本共産党は予防接種法改正案に賛成しています。

 日本共産党は「ワクチン接種を円滑に進めるためにも安全性の立証は不可欠」と指摘し、予防接種法改正案に賛成しました。


Q 野党が国内治験をもとめたからワクチンは遅れたの?

A いいえ、与党ふくむ全会一致で国内治験を求めています。また、国会での法案審議時には、すでに国内治験は始まっていました。

 参議院厚生労働委員会では、含む全会一致で「新型コロナウイルスワクチンの承認審査に当たっては…国内外の治験結果等を踏まえ、慎重に行う」とする付帯決議が可決されています。公明党も、自民党もこの決議の共同提案者であり、国内治験による慎重な検証を求めていたのは野党と同じです。


Q 補正予算に反対したって本当?

A はい、「政府に白紙委任するような補正予算(2次補正)」や「コロナ対策に逆行する補正予算(3次補正)」に反対しました。

 2次補正では、政府の裁量で支出できる予備費が予算の3分の1を占める10兆円も計上されており、政府に「白紙委任」するものになっていました。しかも、政府は3次補正でこれを減額、大変な時期に現場に支援やお金が届いていません。

 3次補正では、19兆円のうちのコロナ対策は4.4兆円にすぎず、感染抑止に逆行する「GoTo」事業の延長など不要不急の経費が大半を占めていました。

 新型コロナウイルス対策をすすめるために、ワクチンには賛成していても、補正予算全体をみれば賛成できるものではありません。




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