2022年10月27日木曜日

病児保育から帰還、大量の〇〇 #くまさん・れぽーと vol.234、 #ママならぬ父ちゃん No.12

 先日、「頭が痛い」といって病児保育にいった一番上の子。お迎えに行くと、帰りの車内で「今日は何個つくったと思う?」。どうやら工作をいっぱいした様子。「う~ん、8個?」、「ちがう」、「じゃぁ12個」、「もっと!」

うちに帰って広げたら、ハロウィンっぽい工作がなんと26個もでてきました。いやはや元気じゃん!

大量の工作の一部


【臨時議会】住民税非課税世帯への5万円給付を迅速に #くまさん・れぽーと vol.234

10月24日。多摩市議会の今年3度目の臨時議会が開催され、国が決めた「住民税非課税世帯への5万円給付を迅速に行うための補正予算」が成立しました。

電力やガス、食料などの高騰が続いていることに対しての影響を緩和する目的での給付金です。

 

■ この3年間で10回の臨時議会

コロナ禍が始まって以降、この3年間ですでに10回の臨時議会が開かれました。コロナに対応した補正予算は一議会で数回出ることもあり、それ以上の本数になっています。

支援を迅速に市民の皆さんに届けるために必要な措置ですが、自公政権が支援を小出しにしていること、突然報道で発表することなどで地方自治体は振り回されています。

 

■ 抜本的な暮らしの支援こそ必要

コロナ禍も物価高騰も広く市民生活に影響が出ています。小出し、限定的な支援策ではなく、消費税の緊急減税など、あらゆる人の暮らしに届く、抜本的な支援こそ、いま必要です。



【視察】地方自治体の気候危機打開の挑戦 #くまさん・れぽーと vol.234

多摩市では2020年に市議会と市が共同で「気候非常事態宣言」を表明し、気候危機打開に向けた取り組みを進めています。

私が所属する生活環境常任委員会では、その具体化について2年間のテーマとし、12月議会ではその報告、提言などをまとめる予定になっています。

1021日に先進市、小田原市を視察しました。

 

■ 再生可能エネルギーのマネジメント

小田原市には山・里・海があり、多様な再生可能エネルギーのポテンシャルを持っていますが、技術が熟成している太陽光発電がその中心を担っています。

太陽光発電の課題として、天候や時間により発電量が大きく変化することが課題になります。小田原市では日中の電力消費の多い時間帯に発電した電気をあてることに加えて、蓄電池を活用し、発電時以外にも活用する取り組みが進められています。

 

■ 電気自動車=動く蓄電池

しかし、蓄電池はいまだに高価で導入にもコストがかかります。そこで小田原市が目を付けたのが電気自動車です。これを「動く蓄電池」位置づけ、市内にカーシェアリングとして配置し活用する取り組みが進められています。市はコーディネートを担当し、実際の整備・運用については、「湘南電力」、「REXEV」が担っています。

市内に配置されたカーシェアの電気自動車


■ 災害時にも再生可能エネルギーを活用

「動く蓄電池」がより大きな意味を持つのが災害時です。大規模停電時などには電力会社の制御から一時切り離して、大型蓄電池や電気自動車に蓄えられた電気を地域の中で活用する取り組みが想定されています。

避難所などについても、電気自動車を派遣し、電気を活用。残りが少なくなったら他の電気自動車を派遣し、最初の電気自動車は戻って充電する仕組みには驚きました。

この夏の電力ひっ迫時には、再生可能エネルギーを活用し、ピークカットを行ったということでした。

 

■ 「便利なものを選んでいたら、温暖化対策につながった」の実現を

再生可能エネルギーへの転換については、国がまだまだ本気で取り組みを進めていないことや、整備にあたってのコストの問題など課題がありますが、「どうやって市民も含めた市全体の取り組みに広げていくのか?」が多摩市でも、大きな課題になっています。この質問にたいして説明をしてくれた職員さんは「どうしても『無関心層』の方が多い、便利なものを選んでいたら、温暖化対策につながったという取り組みにする必要がある」と答えてくれました。多摩市の今後の取り組みにも生かしていくべき視点です。

公用車置き場の上に設置された太陽光パネル


数年ぶりの視察【ふきだしコラム】 #くまさん・れぽーと vol.234

コロナ禍で行政視察については、宿泊は行わず、日帰りの範囲でのみ可能となっています。今回が数年ぶりの視察となりました。「山坂の多い地形は、多摩と同様に、高齢者などの足の確保が大変だなぁ」と感じながらの視察でした。