この武雄市図書館の問題、本が好きで、書店に就職したこともある人間としては、古くて流通量も少ない地方誌を廃棄しているのはちょっと信じられません。その資料を再びそろえることはかなり難しいでしょう。
この行為は、TUTAYAは商品としての「本」が必要なだけで、その「中身」には興味がないと言っているようなものです。書店としての矜持もないんですね。
「民間に倣って合理化をすすめれば、公共サービスはもっと安価に提供できる」こんな主張がよく聞かれます。
営利を追求するビジネスと公共サービスとではその根幹が違います。
この問題を機に、もう一度考えてみるべき問題です。
参考
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/24/takeoshi_n_5203682.html?utm_hp_ref=japan
https://www.nantoka.com/~kei/diary/?20140421S1
0 件のコメント:
コメントを投稿