子ども達は表情豊かで見飽きることがありません。折々で自分に似てたり、つれあいに似てたり。ちょっと眉根を寄せた拍子に「あ!これ、すねた時の表情に似てる」と思い、ほっぺも膨らませてみました。そしたらつれあいが「なんで怒ってるの?」と。「子どもが可愛いから真似してみた」いうと「なにやってんだ」と叱られました…。
2025年10月29日水曜日
【労働規制緩和】安全ベルトを緩めるな! #くまさん・れぽーと vol.297
総裁選の直後に「私自身もワークライフバランス」という言葉を捨てる」、「(自民党員に)馬車馬のように働いてもらう」と発言し、批判を浴びた高市氏がその痛みを国民全体に押しつけようとしています。
■「死ぬまで働け」社会への道
新内閣組閣直後、高市氏は厚労大臣にたいして、労働時間規制緩和の検討を指示したと報じられています。自民党や公明党からも「規制を超えて働きたい人が働けるように」といっていますが、現状でもサービス残業が横行し、過労死が問題になるなかで、規制を緩和すれば、さらなる長時間労働を求められるはずです。過労死基準を超えて働かされる社会は、「死ぬまで働け」という社会です。
■ 労働関係の規制は「安全ベルト」
産業革命以降、労働者は常に「より安く、より長時間」働くことを求められてきました。多くの労働者が働くことで心や体を壊し、死んでいくなかで、血と汗と運動によって規制が勝ち取られてきました。この「規制」は働く人を守るためのモノ、いわば高所作業の際の「安全ベルト」のようなものです。命をまもるベルトを緩めることなんて許されません。
■ 収入アップする社会こそ必要!
そもそも、「もっと長く働きたい」という要望は、いまの収入では十分に稼げないことの裏返しです。物価高騰のなかで、給料があがり、政治が暮らしを支援することこそ求められています。
高市内閣は破綻したアベノミクスを継承するとしています。さらなる円安、原料高となれば、お給料が上がることは望めません。税などを通じて再分配を強化し、暮らしを支える政治の実現へ!声を強めましょう!!
「定数削減」は自民党政治の延命処置 #くまさん・れぽーと vol.297
自民党と日本維新の会の合意によって、注目を集めている国会議員の「定数削減」の議論ですが、定数削減でなにが起こるのか?何を狙っているのか?しっかりとチェックする必要があります。
■ 国会議員は多すぎるのか?
声高に「削減」と言われていますが、はたして日本の国会議員は多すぎるのでしょうか?
しんぶん赤旗(‘25.10.19)は「衆議院調査局第二特別調査室が4月に公表した「選挙制度関係資料集」(2025年版)によると、主要7カ国(G7)の国会議員1人当たりの人口は、日本が17万5千人です。(下記グラフ)
英国が4万6千人、フランスが7万人、カナダが8万7千人、イタリアが9万8千人、ドイツが11万9千人です。日本と英国とでは、3.8倍の開きがあります。
米国は63万2千人ですが、同国は50州などからなる連邦国家で州の権限が大きく、各州のほとんどが上下両院からなる議会をもっているなど特殊な事情があります。米国を除けば、日本はG7で最下位です。」と報じ、「今でも少ない日本の国会議員の定数を削減すれば、さらに国民の声が国会に届きにくくなってしまいます。」とまとめています。
| 衆議院調査局第二特別調査室「選挙制度関係資料集」(2025年版)からしんぶん赤旗が作成 |
■ なぜ「定数削減」が急浮上するのか?
民意を切り捨てる「定数削減」をなぜ急ぐのか?それは、比例の定数削減で落選するのは、問題になった裏金議員ではなく、日本共産党などの少数政党の候補者だからです。
基盤が揺らぐ自民党やそれを支える維新がその基盤を固めるために、「経費削減だ」と有権者をだましている構図です。経費削減なら政党助成金を廃止は10倍近くの効果になります。「身を切る」ならどちらでしょう?
■ 金権腐敗の政治を終わらせることこそ!
衆参両院の選挙で示された民意は「政治を変えて欲しい」ということです。金権腐敗、暮らしそっちのけの政治をいまこそ変えましょう!私も全力でがんばります!!
【ふきだしコラム】2025.10.29 #くまさん・れぽーと vol.297
過半数割れ、30年近く続いた自公連携の分解と政治が大きく変わる局面で、これまで陰に日向に自民党政治を支えてきた維新が「政治を変えて欲しい」という民意を裏切りました。本当の政治変革をと言う声を強めましょう!
2025年5月15日木曜日
【豊ヶ丘小学校学童クラブ】縮小移転ではなく充実を! #くまさん・れぽーと vol.290
4月25日、来年度、現在の貝取学童クラブ(以下、貝取学童)を豊ヶ丘小学校内に移転し、(仮称)豊ヶ丘小学校学童クラブ(以下、豊小学童)とする計画の説明会が開かれ、保護者を中心に不安の声が広がっています。
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| 現貝取学童と豊小学童の比較 |
■ 基準ギリギリに縮小、定員も減
育成室のみで比較しても豊小学童は貝取学童の86.9%と13.1%狭くなっています。さらに、建物全体で比較すると、48.6%と半分を切っています。
育成室の一人当たり面積は貝取学童1.78㎡に対し、豊小学童1.66㎡となっています。
国基準が「おおむね1.65㎡以上」としている面積基準を多摩市は「おおむね」を取り、1.65㎡としています。基準にてらしてもギリギリで、全体で0.75㎡しか余裕がありません。仮に30㎝×30㎝の段ボール箱ひとつでも事務スペースやキッチンからはみ出せば基準を満たさなくなります。定員も70名から65名へと減っており、これまで利用できた児童が利用できなくなる危険性もあります。
■ なんでも共用で大丈夫?
おやつ提供のためのコンロや図書室、図工室などは学校施設を利用となっており、専用に設計できないために子どもたちの育成環境にしわ寄せがおきています。「キッチンも半分になって、火も使えない。おやつの提供は大丈夫なの?」という声が保護者の方からも寄せられています。また、学校のセキュリティ面や安全面でも課題が生じます。
■ 子ども達に豊かな環境の整備こそ
学童クラブはもともと保護者の運動から発生し、行政が後追いで制度化してきたものです。そうした経緯から、現在設定されている基準はまだまだ低水準です。その充実こそ求められるなかで、現状の環境を引き下げることはあり得ません。
前述の面積基準について、1.65㎡という学童クラブの基準は、保育園でいえば0歳、1歳児の乳児室の水準です。東京都が今年度から整備を進める認証学童クラブでは面積基準を1.98㎡へ拡大していくことが示されています。それでも保育園でいえば2歳児以上の保育室並みと十分とは言えないなかで、現在の基準ギリギリで良いはずがありません。
■ 緊急に子ども達・保護者の意向調査を!
貝取学童の豊ヶ丘小学校内への移転自体はこれまでも保護者のみなさんから寄せられてきたものですが、子ども達の育成環境を引き下げるのは本末転倒です。豊小学童が「空き教室利用」で「狭い」学童として整備される計画は、3月議会の予算審査のなかで初めて示されました。多くの保護者のみなさんも4月25日の説明会で知ったはずです。緊急に利用者である子ども達や保護者が「どんな学童を望んでいるのか?」という意向調査をおこない、くみ上げた意見をもとに整備方針に反映することが必要です。
多くの公共施設の整備・更新などの際に普通に行っている利用者・住民の意見聞き取りをなぜ豊小学童では行わないないのでしょうか?
■ ご意見をお寄せください
現在、この問題について市による意向調査は行われていません。子ども達や保護者のみなさんの意見や声が必要です。以下のURLまたはQRコードからアンケートフォームにアクセスできますので、ぜひご意見をお寄せください。
◎アンケートフォーム
https://forms.gle/kfVLN8ieVVe2jySXA




