4月から、専用施設の貝取学童クラブが、空き教室利用の豊小学童クラブに移転しています。学校内になったことは喜ばれている反面、全体の面積が大幅に減ったことから、子ども達からも不満の声が上がっています。このリンクまたは、下記の二次元コードからぜひご意見をお寄せください。
■ 拙速な決定、意見聴取もなし
この問題、保護者説明会で市が一方的に説明し、かなり拙速に進められました。昨年6月におこなった一般質問では「市としての決定は2月頃。市議会へは予算の質疑の中で開示。市民へは予算決定後4月末に説明した」 と答弁。初めから意見聴取を行い、検討する想定ではなかったことを明らかにしました。市議会への開示も私が予算資料要求を行い、質疑を行ったから明らかになっただけで、市の側から説明する姿勢ではありませんでした。
■ 市は「面積は減るが縮小ではない」と答弁
移転に伴い、育成室のみで比較しても豊小学童は貝取学童の86.9%と13.1%狭くなっています。さらに、建物全体で比較すると、48.6%(半分以下)です。育成室の一人当たり面積も貝取学童1.78㎡に対し、豊小学童1.66㎡となっています。
学童クラブについて、国基準が「おおむね1.65㎡以上」としている面積基準を多摩市は「おおむね」を取り、1.65㎡としています。その基準にてらしてもギリギリで、全体で0.75㎡しか余裕がありません。仮に30㎝×30㎝の段ボール箱ひとつでも事務スペースやキッチンからはみ出せば基準を満たさなくなります。定員も70名から65名へと減っています。
このことについて市は、「縮小の意図はない」、「面積は減るが縮小ではない」と支離滅裂な答弁をしています。
問題は「市の意図」ではなく、実際に狭くなっているという事実です。学童クラブの「設備及び運営に関する基準」やそれに基づく多摩市の条例は、市は「最低基準を常に向上させるように努めるものとする。」とあり、最低基準を超えて運営する事業者には「最低基準を理由として、その設備又は運営を低下させてはならない。」とし、環境を逆戻りさせず向上させていくことを求めています。縮小移転をみとめれば、空き教室利用を口実にした縮小が市内各小学校に広がりかねません。
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| 多摩市令和七年度予算資料№17より作成 |
■ 緊急の意見聴取、さらなる改善を
豊小学童への縮小移転については、拙速な決定により意見聴取を抜きにしてすすめられてきました。
学童クラブも小学校も、市の職員も協力・努力して改善が進められていますが、大幅な縮小による課題を完全にはクリアできていません。利用する子どもたちや保護者のご意見を聴取し、子ども達の放課後の生活の場と規定されている学童クラブの環境を向上させていくことこそ求められています。
過去の記事はコチラからお読みいただけます。
https://ookumasinniti.blogspot.com/search/label/学童クラブ


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