6月議会一般質問では、【豊小学童クラブの縮小移転問題】、【バス停の屋根やベンチの設置】について取り上げました。以下、学童クラブ部分について速報を掲載します。
■ 育成室以外に更衣室・静養スペースが必要
今回、豊小学童クラブにもうかがい現地をみさせていただきました。そのなかで「更衣室がなく、職員のみなさんがトイレで着替えをされていること」、「体調がすぐれないこどもがゆっくりと過ごす静養スペースが確保できない実態」を紹介しました。
市は、「更衣室、静養スペースについてはその性質上、通常の育成室と異なるスペースに配置する必要があると認識しています。」と答弁。学童クラブについて、育成室とは別に「更衣室」、「静養スペース」が必要との答弁をしました。
現在は隣の第二保健室の一部をお借りし、ついたてで仕切って使用していますが、保健室登校などとの兼ね合いで、更衣室としてはつかえず、静養スペースとしても使いづらい状況にあります。必須のスペースを学童クラブとして設置できず、学校との共用部で補完するということで良いのでしょうか?
■ もっとも小さな学童クラブ
一般質問の資料として、「市内学童クラブの育成室面積および、付帯施設を含めた合計面積の一覧」をもとめました。
一人あたりの育成室/合計面積は豊小学童クラブで1.69㎡/1.85㎡とかなり狭いことが数字の上でも明らかになりました。他にも育成室の面積基準の1.65㎡ギリギリの学童クラブはありますが、付帯施設を含めた場合には豊小学童クラブがもっとも小さな学童クラブになっています。次点の諏訪学童クラブ等についても環境改善がもとめられます。(下表参照)
育成室面積1.6㎡代の学童クラブにおける一人あたり面積
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■ 夏休み、体育館での活動も
夏休みがせまっています。猛暑の夏が続くなかで、グラウンドが使えないことが想定されます。エアコンの設置が進むなかで、学校開放などでの小学校体育館の利用希望も増えています。「公設民営の多摩市の学童クラブ。施設の整備は多摩市の責任であり、学校施設の『共用』を前提とする以上、市の責任で夏休みの体育館利用枠を確保すべき」との質問に、市は「個別の調整はありうるが、基本的には学童クラブで使用できる」と答えました。
■ 面積拡充、付帯施設の充実を
縮小移転されてしまった豊小学童クラブの再拡充とともに、「子ども達の放課後の生活の場」と規定されている学童クラブの環境改善を求めました。
一人あたりの面積基準引き上げについて、市は東京都認証学童クラブの努力目標である1.98㎡は「承知している」としながらも、待機児の問題を口実に「(引き上げは)慎重であるべき」と消極的な姿勢を示しました。
育成室の面積基準1.65㎡はおよそ40㎝×40㎝です。これで本当に「子ども達の生活の場」として適切な場所と言えるでしょうか?
また、学童クラブは育成室だけでは成り立ちません。「事務スペースやキッチン、市が必要性を認めた更衣室や静養スペースなどの付帯施設についても確保することを明確化する等、一定の基準をつくり、保障すべきではないか?」と提案しました。市は「校舎内移転は初めてのこと。今後、今回の知見をいかす」と答えました。
■ 市のアンケート調査にぜひご意見を
今回の一般質問では市は、「意見はうかがっている」、「縮小ではない」という答弁を繰り返しました。
しかし、市の言う「意見」は、児童館の今後のあり方基本方針のパブリックコメントであり、学童クラブの面積が半減されることなどは一切示されない段階でのもの、その後、予算審査での説明や保護者説明を行ったともいいますが、いずれも縮小移転を決定した後でのもので、IHヒーターの設置などの一部の改善にとどまっています。とても「市民の声をうかがっている」などと言える状況ではありません。
「至急、利用者や保護者の意向調査を行うべき」との提案に、市は「夏休み以降におこなうアンケート調査でご意見をうかがう」旨の答弁をしています。市は保護者や議会からの声に耳をふさいできました。アンケート調査には、ぜひ、実際に子どもたちがどう感じているのか?等、声を寄せてください。
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