多摩市選出の自民党の都議会議員および、多摩市議会議員が統一協会(現 世界平和統一家庭連合)の就航団体の幹部が関わる「全国地方議員研修会」の代表世話人および世話人になっていたことが明らかになりました。
■ 全国から地方議員の参加 100人規模
1月3日付の朝日新聞の記事によると、【「全国地方議員研修会」という名称の会議が2015年以降国会の議員会館などで6回開かれ、「世界平和統一家庭連合(旧 統一教会)」の友好団体の幹部が関わっていたことがわかった。会議には地方議員が100人規模で参加。教団が重視する家庭教育支援条例を全国各地で制定することが呼びかけられ、参加者のなかには地元で条例制定に尽力した議員もいた。】(以上、当該記事から引用。太字部は大くま指定)
2018年5月に行われた第3回の研修会のご案内には代表世話人として自民党の都議会議員こいそ明氏(当時、前都議)の名前が、また、世話人として自民党の多摩の藤原マサノリ市議の名前が掲載されています。
■ 一般質問で「家庭教育支援条例」を!?
世話人として名前の挙がった藤原マサノリ市議は直後の6月議会で家庭教育支援条例の制定について取り上げ、この地方議員研修会への参加を明らかにしながら「非常に感銘を受けました」と語り、条例制定を「前向きに検討すべき」と発言しています。
まさに、統一協会が推進している、「伝統的子育て」を押し付ける「家庭教育支援条例」を多摩市に持ち込もうという動きです。
■ 自らの関与の有無や見解を明らかにすべき
福井県議会事務局は、この「全国地方議員研修会」を統一協会関係のものと指摘し、政務活動費の支出などを返納させています。
世話人として関係した都議・市議、および参加した議員は、研修会への関与および、統一協会との関係の実態、社会問題化している反社会的カルトの活動を後押ししたことに対する見解などを、明らかにすべきです。
※関連記事 https://ookumasinniti.blogspot.com/2022/12/vol239.html
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