■ごあいさつ■
もうすぐ4月。春をむかえて気分もウキウキ♪しかし4月には消費税増税が予定されています。今号では、私が11歳のころに書いた作文を掲載しています。あの頃、百円の物を百円で買えなくなるということにビックリしたのを思い出しました。■消費税の増税を考える■
4月1日から、消費税増税が予定されています。先日、一般紙各紙に「社会保障と税の一体改革」と題した政府広報が折り込まれました。その中には、「増収分5兆円はすべて子育て・医療・介護・年金といった社会保障のために使われます」と書かれています。いかにも増税分はすべて社会保障の充実に充てられるよう書かれていますが、安倍首相自身も、昨年10月16日の代表質問に答えて「社会保障の充実については0.5兆円程度 」と答弁しています。それ以外は、現在は他の予算で行っているものを、増税を機に消費税に置き換えるものが大半です。実際に社会保障充実に充てられるものは増収分の10分の1。さらに、5兆円しか増収にならないのに、景気が冷え込まない様に5.4兆円の景気対策をうつと。。そのほとんどが公共事業です。これじゃあ国民から巻き上げてバラ撒きです。
景気を回復させるカギは所得アップ!ない袖は振れません。お給料を決めるのは企業ですが、負担減等で可処分所得を増やすことはできます!
4月1日 午後7時~ @パルテノン多摩 小ホールにて、日本共産党演説会を行います。ぜひお気軽にお越しください。
■ボクら子どもも消費税困る■
福岡市 大隈 真一(小学六年 十一歳)
ぼくは、お父さんに消費税の話を聞いた。
それによると、消費税というのは、百円で三円税金をとるというものらしい。ということは、ぼくが買うまん画本も、学校で使う学用品にも、税金をかけるというものである。
ようするに、消費税というのは、子どもからもお年寄りからも、だれにでも生まれてから死ぬまで、必要な物すべてに税金をかけるというものである。
ぼくは今、一万六千百円の物を買おうとしている。これで消費税が通ると、今でさえ四千百円足りないのに、四百八十三円増えて一万六千五百八十三円になって、また買うのがおそくなってしまう。
しかもそのお金は、ぼくのきらいな戦争の準備に使われるというのです。今でも、その戦争の準備に使われているおかねがなければ、消費税なんかいらないし、今払っている税金だって安くなるのです。
ここでみなさん、考えてください。こんな税金はこの世界にいらないし、その税金で買う戦争の道具も、平和な世界にはいらない。
このことで世界は平和になるし、税金も減るので、一石二鳥になるのです。
1988年 8月2日 「赤旗」
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