荒天の中 多摩センターに230人!
4月17日。ジャック・ザ・多摩セン2ndが行われました。当日は昼過ぎまで暴風雨。そんななか、230人の人が集まり、戦争法の廃止。野党の共闘と声をあげました。
第一回のジャック・ザ・多摩セン以降、「やっぱり第2回も行わないといけない」と、準備を進めてきました。しかし、直前の14日に熊本で地震があり、直前の16日の未明に本震。多くの方が被災されました。自粛や延期をすべきどうか?実行委員会でも議論になりました。
しかし、こんな時だからこそやらなければいけないし、被災地への支援も併せて行おうという結論になりました。
■ 暴風の朝、嵐の昼 ■
当日は、朝から暴風が吹き、ベランダのサッシがガタガタと揺れていました。次第に雲行きも怪しくなり、設営を始めるお昼ごろには土砂降り。一瞬「中止」という言葉も頭をよぎりましたが、「せっかく決めたんだからやろう!」ということになり、DJブースなどは諦めながらも、防滴のハンドマイクを活用して設営を行いました。
■ 雨の中のスタート ■
替え歌は被災地に思いをはせる静かな曲からはじまり、次第にテンポアップ。
雨の中にもかかわらず、あつまった参加者は駅の中や通路脇に並んでいました。スタッフも熊本への募金箱をもって並びました。
■ 野党は共闘、市民も共闘 ■
リレースピーチでは、今回も保育士さん、大学の先生、ママの会のお母さんなど、様々な立場のみなさんに発言していただくことが出来ました。
桜美林大学の清水先生は、ACミランの本田選手の言葉引いて、「過剰な自粛ムードを乗り越えましょう。アメリカでは黒人公民権運動の女性がバスのルールに物申すところから人種差別廃止に向かった。勇気を出して声を上げていきましょう。」と訴えました。
ママの会からは、「誰の子どもも殺させない」という思いのこもった発言をいただきました。お母さんとして子どもを愛する思いは世界共通とのうったえは、本当に重い言葉でした。
このあたりから、雨も上がり晴れ間も見えてきました。募金箱をもってまわっていると、「市議はあつまれ」よばれ、私も「ここにいる人がプロ市民なら、草野球をしている人はみんなプロ野球選手。わたしたちは普通の市民です。でも、プロ野球も草野球をしたり、テレビ観戦する普通の人が支えているんです。市民の声で戦争法を廃止へ!一緒に声を上げていきます!」と発言させていただきました。
共産党の松村さん。民進党のくしぶちさん。元維新の党の真山さんの発言や社民党の福島さんからのメッセージがあり、市民のみなさんと「野党は共闘」のコールを行いました。多摩に「野党は共闘。市民も共闘」の声を響きました。
声をあげれば変わる。10代~30代 労働実態調査にご協力を!
3年前の調査では、ワタミやユニクロの深刻な労働実態も寄せられ、「ブラック企業」が2013年参院選の重要争点になるまでに大きく問題提起することができました。その後、議席を倍増させた共産党の「ブラック企業規制法」提案、厚労省の5000社立ち入り調査などを経て、少しずつ対策が動き出しています。
しかし、問題は“一部のブラック企業”にとどまるものではありません。日本の若者の“働きかた”全体がじわじわと“ブラック化”し続けています。「給料は低いけど…」「残業は多いけど…」仕方ないレベルかなという方も多いと思います。
そんなみんなの小さな実態を集め、「ブラック」を「ホワイト」に転ずる方法を探れたらと考えています。ぜひ、ご協力ください。
日本共産党 山添 拓
あれから3年、こんなに変わった
▶議席倍増の共産党が「ブラック企業規制法案」を提案
▶厚労相が5000社立ち入り調査
▶政府が悪質な企業名の公表を宣言
▶固定残業代込の偽装表示はアウトに
▶ハローワークからブラック企業排除、全会一致で可決!
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